マンション・アパートの管理費用について

管理費の内訳と実際にかかる費用について

マンション・アパート管理が自分でできないというオーナー様は、当然管理会社に依頼されるかと思います。しかし多くのオーナー様は、長い間ひとつの管理会社としか付き合いがないのではないでしょうか。

そうした場合に問題となるのが、契約している管理会社に支払っている「管理委託費」が適正であるかどうか、つまり高いのか安いのかが分からないということです。

「管理委託費」の内訳

オーナー様が管理会社に支払っている「管理委託費」。この費用が実際には何を指しているかをきちんと把握している方は意外と少ないかもしれません。管理会社によって受託している内容は多少異なりますが、一般的な業務とその費用は以下のものが挙げられます。

事務管理業務費 出納業務や収支報告書の作成など事務的管理にかかる費用
管理人業務費 人件費や交通費など、管理スタッフの雇用に関する費用
清掃業務費 主に清掃員の人件費(日常清掃費および特別清掃費)
※清掃業務を管理人が行う場合は管理人業務費に含まれる
設備保守点検費 消防・防災設備やエレベーターなどの維持管理および保守点検に関する費用

※これら費用に、さらに管理手数料が上乗せされます

管理手数料が管理委託費を決める

上記に挙げた4つの費用は一般的なもので、管理会社による差異はさほど大きくはありません。管理委託費を左右するのは、実は最後に付け足した「管理手数料」です。

この管理手数料にはある程度の相場があります。やはり物件のさまざまな条件によりますが、高い管理会社で「家賃×集金戸数」の10%程度、平均的なところだと5%程度です。また、総戸数が多い物件になると、3%程度にとどまることもあります。

管理委託費の相場

当社にも、「管理費の相場はいくらくらいですか」という質問が寄せられることがあります。しかし、管理委託費はマンション・アパートの規模や築年数、立地、設備などによって大きく変わるため、「相場」を決めてしまうことは難しいところです。もし、所有している物件の管理委託費の相場が知りたいなら、現状契約しているところとは別の管理会社に見積もりを出してもらうのが一番良いでしょう。

管理委託費の相場

値段だけでははかれない部分も

利益のことを考えるなら、当然管理委託費は安く抑えたいという気持ちがはたらくもの。しかし、実際には安ければ良いというものではありません。サービス内容や実際に管理する人材のマンション・アパート管理に関する習熟度などによるクオリティの差でも費用は変わってきます。

どのようなお金がどのように請求されているのかをきちんと詳細を把握しておくことが大切です。当社はマンション・アパートのオーナー様に、しっかりと納得・安心していただいたうえで管理契約を締結していただけるよう、明確なお見積もりの提示を心がけております。

当社の管理サービスについてご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

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